ネルフィア王国での行方不明騒ぎ
かれこれ数百年前、剣の頂に挑戦して行方不明になった人間が後を絶たない事件。
しかし、
レイという少年が挑戦したっきり行方不明者がばったり消えらしい。
聖剣同士の戦い、エリュシオンの消滅
本来、聖剣を使う者は戦争等の勢力の争いに一方的な助力をしてはならないと言われている。
力を持つもの同士が争えば、勝敗が起きる前に双方が滅ぶと言われているからだ。
数千年前に一つの大陸が滅んでから、そう言い伝えられてきた。
しかし、その言い伝えは形骸化していき次第に伝えられることもなくなってきた。
そんな時に起きた、数百年前の事件。
聖剣を持つ者同士が戦い、島国が消失した事件。
かつてエリュシオンという国があり、島国ながらも大陸諸国と同等の力を持っていた。
それは、王が聖剣を持ちまたそれを守る騎士たちも聖剣を持っていたからである。
しかし、ある出来事がきっかけでエリュシオン内で内部抗争に発展。
聖剣を持つ者がそれぞれ殺し合い、その結果大爆発が起きて国は消滅。
現在は周辺が瘴気に覆われ、腐敗した死体が瘴気に当てられその場から動けず蠢いている地獄のような場所と化している。
そして所々瘴気に当てられながらもかつての形を保っている聖剣が刺さっており、その噂を聞きつけ中に入ったが帰ってきたものはいないとされている。
西の大陸。王国フォルンテータの繁栄と崩壊
かつて西の大陸は『王国フォルンテータ』が治めていた。
フォルンテータは強大な武力を持ち、兵士の士気が異様に高く皆超人じみた戦闘能力を持っていたとされる。しかし、武力を振りかさずにあくまで平和的に大陸を統合していた。このため、自衛に関しては他国から非常に高い評価を受けていた。
しかし、ある日を境に王国フォルンテータの様子は一変し、帝都アズニルと名乗り隣国へ侵攻、短期間で西の大陸を完全に支配してしまった。
現在、他大陸へ侵攻する様子は見られないが、他国は大きく警戒している。
南の王国での盗賊騒ぎ
南の王国周辺に救った盗賊団が、南の王国を襲い、様々な物を盗み出した事件。
数か月に渡り数回に分けて暴れまわり、ついには国宝まで盗み出した。
その直後に
レイによって盗賊団は捕まったが、そのリーダーだけはいまだ逃走中。
現在盗賊騒ぎは起きていない。
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