名前:フィリー・フォン
性別:女
年齢:15歳
身長:155cm
種族:人間
武器:木の杖
容姿:金髪のロングストレート。青い瞳。赤と白のカラーリングの制服を着ており、赤いベレー帽をかぶっている。
魔術
・強化
文字通り、対象を強化する魔術。フィリーの三大得意魔術の一つ。
五感、身体能力、剣の切れ味、他者の魔術なんでもござれ。
自分にこの魔術をかけても、フィリー自体がかなり貧弱なので、通常の成人男性ほどまでしかパワーアップできない。
強化した対象
水温 | 自分の体温が中心であり、それより対象の水温が低ければ凍結、高ければ沸騰といった結果になる |
他者の身体 | 対象の基礎身体能力に大きく比例。 |
質量 | 重くなる。3倍が最大。 |
・シールド
魔力の壁を生成する。壁の大きさによって強度が変わる。フィリーの三大得意魔術の一つ。
形を自由に変えられるため、盾以外の用途でも汎用性が高い。
得意とはいえ、やや脆いという盾としては致命的な難点がある。(西洋剣の刃ほどの硬さ)
・分解
対象の魔術の構造を消してしまうことにより、術式そのものを消滅させてしまう。フィリーの三大得意魔法の一つ。
分解の為には、対象の魔術の深い知識が必要であり、知識の及んでいない稀な魔術、正体不明の魔術、独自開発された魔術は分解できない。
また、魔術でないものは当然分解できない。
逆に、わかってさえいれば大魔術ですら分解できてしまう(時間はかかるが)。
・補助魔術
フィリーの得意分野。厳密には強化もこれに入る。
使用した補助魔術一覧
スピード | 移動すると、+αの移動距離が得られる。第三者から見れば地面を滑るように移動しているように見える。 |
・回復魔術
他者の傷を癒すことができる。が、フィリーのそれはかなり粗末な物であり、傷が深いほどかなりの時間がかかってしまう。
かすり傷程度なら即座に治療可能。解毒はできるが呪いは解けない。
・攻撃魔術
一応使えないことはないが、非常に苦手な分野。火の玉一つ、氷の刃一つ等。
性格
非常に正義感が強く、困った人を見逃せない。
他者の為ならどんな危険なことにも首を突っ込んでしまう。
非常に素直で、他者の言葉に疑いを持たない。
金銭の扱いがやや荒く、少し欲が強い場面が見られる。
備考
クロップスタウンの魔術学校に通う少女。
大して戦うこともできないくせに、危険なことに首を突っ込んでは、強運で難を逃れている。
山や森に入っては迷子になることもしばしば、そのせいで変にサバイバル慣れしている。
また、素直なことが仇となり、敵の策略にはめられてしまうことも珍しくない。
孤児院で育てられて、入学と同時に孤児院を出る。
その後、一人暮らしを始めるが、すこし苦しい生活の様子。
現状は
クラーケンからの報酬の金塊により、不自由はしていない。
趣味は勉強であり、その分野は幅広い。なので、結構博識。
魔術系統の本も多く読むが、その魔術の多くはフィリーの魔力量では扱えない。代わりに、分解魔術で一役かっている。
実は、魔術学校の生徒なのに絶望的に魔力量が無い。
フィリーの魔術は本来の魔術に持ち前の知識でアレンジを組み込んだり、あるいは独自開発されたものであり、
通常の魔術を使えば瞬時に魔力が枯渇してしまう。
特に、無から有を生み出す魔術(火球生成等)が苦手。
なので、シールド生成はある意味フィリーとは相性が悪いとも取れる。
学生の少女でありながら、酒場によく出入りし、危険度関係無しに依頼を受け、その報酬で生活している。
ただし、凄腕揃いのクロップスタウンで危険度の高い依頼が残るのは稀であるため、
フィリーの受ける依頼の危険度はいつも低め。
稀に魔物討伐系の依頼を受けることがあり、その影響で魔物との戦闘に少し手馴れている。
が、ドラゴンなどの度を越した相手は流石に手に余る様子。
事実、クロップスタウンに現れた「怪鳥」との戦闘では返り討ちに合っている。(後の援助で事なきことを得た)。
余談であるが、よく帽子を無くす。
1代目 | 森での衝撃波で消失 |
2代目 | 「怪鳥」との戦いで消失 |
3代目 | ←いまここ |